今年３月のワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）にオランダ代表として出場したジョーンズは、
カリブ海に浮かぶオランダ領アンティル諸島のキュラソー島出身。
今でこそ何人ものメジャーリーガーを輩出し、その出身者でオランダ代表の中枢を占めるまでになったキュラソーだが、
「野球が盛んになったのは、ジョーンズがきっかけなんだ」と、同島出身のウラジミール・バレンティン（東京ヤクルト）は証言する。

攻守ともに活躍したブレーブス時代　キャリアの暗転

９３年に１６歳でブレーブスと契約したジョーンズは、先述のワールドシリーズで脚光を浴びると、９７年からは外野のレギュラーに定着。
バッティングだけでなく、この年から４年連続で２０盗塁をクリアするなど足も速く、
正中堅手となった９８年からはメジャー屈指の外野守備でゴールドグラブ賞の常連にもなった。
おまけに体も頑丈で故障知らず。同じ生え抜きのチッパー・ジョーンズとの「Ｗジョーンズ」は、
９１年から地区連覇を続けていたブレーブス（９１?９３年、９５?２００５年）にとって、なくてはならない存在となっていた。

だが、ジョーンズには中南米気質とでも言うべきのんびりしたところがあり、気分屋の一面もあってタイトルとは縁遠いままだった。
一念発起したのは２００５年。ニューヨーク・ジャイアンツなどで活躍した稀代のスーパースター、
ウィリー・メイズの助言でスタンスを広げるなど打撃改造に取り組み、
ブレーブスの球団新記録となる５１本塁打を放ち、１２８打点と併せて２冠王を獲得。
ナ・リーグＭＶＰ投票ではアルバート・プホルス（カージナルス、現エンゼルス）に次ぐ２位に終わったものの、
『スポーティング・ニューズ』誌および選手会選定の『プレーヤーズ・チョイス・アワード』で両リーグの最優秀選手に選ばれ、選手としての絶頂期を迎えた。

ところが、その輝かしいキャリアは、０８年にブレーブスを離れてロサンゼルス・ドジャースと総額３６２０万ドルの２年契約を結んで以降、暗転する。
移籍１年目は右ヒザ痛により、それまで経験のなかった故障者リスト入りを３度も繰り返し、わずか７５試合の出場で打率１割５分８厘、３本塁打。
契約を１年残してドジャースから解雇されると、その後は４年間で３球団を転々とした。

WBCで光った存在感　東北での再挑戦
　
そして２０１３年、そのジョーンズが新天地に選んだのは極東の地、日本。
メジャー通算４３４本塁打は、これまで来日した外国人選手の中ではもちろん最多である。
米国ではもはや「過去の人」と見る向きも多かったが、開幕前のＷＢＣでは自らのバットで健在ぶりをアピールし、オランダ代表の“ボス”として数字以上に存在感を発揮した。

パ・リーグ開幕から７試合目、４月５日の千葉ロッテ戦（Ｋスタ宮城）でジョーンズのバットから飛び出した来日初ホーマー。
３５歳となり、かつてスリムだった体は年齢相応に丸みを帯びるようになっていたものの、
それは１９歳の彼がヤンキー・スタジアムのレフトスタンドに放り込んだ一発を思わせるような、豪快なアーチだった。
メジャーで本塁打王のタイトルを引っさげて来日した“助っ人”は過去に５人いるが、その中で日本でもホームラン王に輝いた選手は皆無。
ジョーンズはいまだ震災の爪跡残る東北の地で、史上初の「日米本塁打王」に挑む。
＜了＞

いいね

残念だけど今年は韓日三冠王誕生の年だから

歩きまくっている模様

御利益ありそうな顔しとる

セシル・フィルダーが途中帰国しなければ

劣化したら選手にとられたら恥やな

チーム本塁打王牧田（15本）
とかになりそう

＞メジャーで本塁打王のタイトルを引っさげて来日した“助っ人”は過去に５人いるが

へ～、ダイエーのケビン・ミッチェルしか分からん。マドロック首位打者と

無理無理

若いころは殿堂入り待ったなしって感じだったのかねｗ

30打席で既に四死球が9つある模様

スポナビのコラムってなんでこう毒にも薬にもならないのが多いんやろな

ジャイアンツて昔ニューヨークにあったんか

5人てだれよ？

5人もいたのかよ

http://www.geocities.co.jp/Athlete/3206/1.htm

オグリビーとバーフィールドはギリギリ記憶にある、タイトルホルダーだったのか

フィルターがやったんじゃないの

記事が長い

AJとマギーまだ不調なのに出塁率１位、２位とかやばいな

本人達はまだバッティングに首傾げてるのに